AGA治療でも副作用は存在するのか?

AGA治療で処方される主な薬はなに?

日本皮膚科学会は、AGA治療をおこなう際の指針としてガイドラインを公表しており、そのなかでAGA治療に効果があると認められる薬を、推奨度合に応じてランク分けしています。AGA治療で一般的によく処方されている薬は「ミノキシジル」と「フィナステリド」で、いずれも最も高い推奨度合を示す「Aランク」に分類されています。

実際にAGA治療をおこなっている専門医院やクリニックの事例を見ると、内服薬として「フィナステリド錠」(別名プロペシア)1mgを1ヵ月単位で処方しているところが多いようです。そのほかに、各医院が独自にミノキシジルやフィナステリドを中心として、必要なビタミンや亜鉛を配合した治療薬を提供している例も多数見られます。

AGA治療で処方される薬の副作用リスク

  1. (1)ミノキシジルの副作用
  2. ミノキシジルは、もともと高血圧症の方のために開発された血管拡張剤ですので、低血圧の方が摂取することにより、血圧が下がり過ぎて体調不良を訴えるケースもあるようです。また、血管が拡張されると血流がよくなることから、動悸が起こったり、頭皮以外の毛も生えてくる多毛症になる可能性も指摘されています。

    なお、外用薬としてミノキシジルを使用した場合には、頭皮のかゆみや炎症の可能性があるため、皮膚が弱い方は医師と相談しながら慎重に対処する必要があります。

  3. (2)フィナステリド(プロペシア)の副作用
  4. 副作用が生じるメカニズムについて、科学的な根拠はいまだ明らかになっていませんが、フィナステリド(プロペシア)には、肝機能障害や精力減退などの症状が認められたとの事例が報告されています。

    プロペシアの添付文書によれば、副作用が起こる確率は0.7%ほどですが、もともと肝臓を患っていたり、子どもを授かりたいと考えている方は、医師の診断や必要な検査を受け、使用すべきかどうか決めていきましょう。

治療中に副作用かもしれないと感じたら、最初にすべきこととは?

ミノキシジル及びフィナステリドは、いずれも医師の処方により服用できる医薬品となっています。万が一、治療中に副作用かもしれないと感じるような症状にみまわれた場合には、すみやかに治療薬の使用を中止し、医師の診察を受けるようにしましょう。

世界的にも死亡例がゼロではないことから、万が一の可能性を考え、慎重に対応していきたいものです。