AGAと診断されたあとの一般的な治療の流れについて

AGAと診断された人は、どこで治療を受けるのか?

AGAと診断されたら、専門の病院やクリニックにて投薬による治療を受けるか、頭皮に注射等をおこなう外科的治療を受けるのが一般的です。

症状によっては、毛が生えている部分から毛根とともに頭皮を切除し、薄毛が進行している部分に植毛する「自毛植毛」の手術をおこなっている病院もあります。いずれの治療法を選ぶかは、薄毛となっている原因やその進行度合いによって、医師と相談しながら決めていくことになります。

AGA治療の一般的な流れ

AGA治療は、脱毛の進行状況や頭皮の状態を見極めるために、専門医による問診や触診を受けることから始まります。今後の治療をスムーズにおこなうためにも、現在の身体の健康状態や食事などの生活習慣も問診によって確認されます。

なお、発毛の進捗度合を正確に把握する目的で、治療を始める前に頭部の写真撮影を実施しているところもあります。具体的な治療法を決定するために、血液検査や血圧の測定など、必要に応じて各種検査をおこなうのが一般的な流れとなっています。

受診する医療機関によっては、希望や必要性に応じて、毛髪内の栄養成分を分析する毛髪ミネラル検査や、遺伝的な原因を探る遺伝子検査をおこなう場合もあるようです。

治療方針を決定するための検査結果が約1週間程度で出るので、再度来院し、ミノキシジル等の外用薬や、フィナステリドなどの経口薬、サプリメントを処方されます。だいたい治療薬は1ヶ月ごとに処方されることが多いようですので、そのあとは月に1度を目安に定期的に通院し、健康状態や発毛効果を確認していくことになります。

AGA治療にかかる費用の目安

日本では、AGAの治療はすべて保険適用外となっているため、診察費用や治療薬にかかる代金はすべて自己負担となっています。

例えば、AGAの代表的な治療薬となっている「プロペシア」は、AGA専門の治療医院等で処方されることが多く、その価格は1錠あたり約250円、1ヵ月で約7,500円となっています。月1回の通院を想定した場合、診察料や処方料のほか、血液検査などの検査費用や他の薬剤などを考慮すると、全体で1万円から1.5万円程度が目安となってきます。

そのほか、毛髪の再生効果が期待できる成長因子を直接頭皮に注入する「HARG療法(ハーグ療法)」は、1回の施術につき10万円以上、自毛植毛の手術には50万円以上かかるともいわれています。

実際に治療法を決定する際には、通院すべきおおよその期間や費用についても、あらかじめしっかりと確認しておき、経済的に大きな負担とならない範囲内で治療を進めるようにしましょう。